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作品展、楽しい5日間でした

更新日:2023年12月3日


6年ぶりの作品展「編み菓子〜編みぐるみ和菓子店の展」は無事終了しました。

ご来場いただいたみなさま、温かく応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました。


趣きのあるギャラリーも好評で、たくさんの笑顔や笑い声に包まれた5日間となりました。



いつも和菓子屋さんと間違われる要因の「書」は、今回も多くのひとを混乱と落胆に導き…

こんな会話が聞こえてきました。


「おい、柏餅売ってるぞ」

「違うよ編みものだよ、だって『編み』って書いてあるじゃない」

「柏餅なんか編むわけないだろ💢」


…編みます。編んでます。





端午の節句が近かったので、粽(ちまき)を展示。


この作品は京都「川端道喜」の羊羹ちまきをモデルにしていますが、お客さまからちまきに関するいろいろなお話を伺うことができました。


東京に来たらちまきを食べる習慣がなくて悲しかった...

ちまきといえば餅米を蒸したものできな粉をつけて食べるものだった...


ローカルなお話を聞けるのも作品展での楽しみです。




京都「亀屋清永」の清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)と餢飳(ぶと)は、事前にお菓子をお取り寄せ。

初めて本物のお菓子と作品を並べて展示しました。


ご存じない方も多く、お菓子そのものに興味をもっていただけたのは狙い通りです。

できれば「お寺の味」といわれるあの香りもお届けしたかった。




最近は見かけることも少なくなった駄菓子にも、たくさんの声をいただきました。とくに、鯛あられとうず巻きかりんとうに反応される方が多かった。懐かしいお菓子を見ると、自然にふふふって笑っちゃうんですね。


ところで作品展終了後、DMを飾ってくれた仙台駄菓子のモデルにした「石橋屋」の閉店が発表されました。本当に残念です。



というわけで、作者本人が一番楽しい作品展となりました。

「和菓子食べたくなって買って帰りました」という報告もあって、喜んでいます。



ある日の感想カードにこんなメッセージが残されていました。

嬉しい❣️ ありがとうありがとう

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